こんにちは。大阪府豊中市で手芸教室を主宰しています、とさともこです。
連日、コロナウイルスの影響でお疲れのことと思います。
当手芸教室も大幅に予定を変更させて頂くことになりました。
その中で幼稚園グッズを制作している生徒さんがいらっしゃいます。
最後まで自力で完成させたいという思い、
4月には一式揃えて登園して欲しいという思い、
その状況で私なりに考えて二つのご提案をさせて頂きました。
一つ目は、材料をこちらに送って頂き、私が縫って完成させる。
二つ目は、webレッスン。
ただ。。。生徒様はミシンが無いので。。。前者になるかな。。。と思っていました。
すると生徒様から他のご要望を頂きました。
「コロナが終息し、レッスンが再開しましたらまた通わせていただけますでしょうか。
入園には間に合わないので、とりあえず既製品を一式購入したいと思います。
入園する幼稚園は既製品でも手作りでもどちらでもOKなのですが
色々な想いや気持ちのこもった物で通園して欲しくて、
手間でも、多少下手でも手作りにしよう!と考え、入会させていただきました。
ともこさんに作って頂ければ綺麗なものが速く完成すると思いますし、
私もラクだとは思いますが、それではあまり意味が無い気がしております。
時間がかかっても気持ちを込めた入園グッズで通わせてあげたいなぁと
親の自己満足ですが、考えております。」
という思いを伝えてくださいました。
生徒様の自力で作りたいという思いに感動しました。
今回のコロナの件で殺伐とした世の中の様子に心を痛めますが、
生徒さんとのやり取りによって、温かい気持ちになりました。
物を作る時は相手の事を考えています。
お母さんの子供への想いも作品に反映します。
子供は作ってもらえる事が愛情だと気付く時が来るのです。
上手とか下手じゃなく、愛情をもらえた印象としてずっと心に残るのだと思います。
私は賢い学校を出たわけでもなく、子供に勉強も教えてあげられないですし、運動も苦手。
でも、お腹が痛い時に腹巻を作ってあげたり、お守りを作ってあげたりする事ならできます。
そんな物でもお腹が痛いのが治ったりするんです。
お母さんが作ってくれたものがそばにあると安心するのでしょうね。
幼稚園グッズも、初めての社会に放り出される子供は不安でいっぱい。
そんな時にお母さんが作ってくれたものがあると安心するかもしれません^^
「こんな考え、古いかな。
手作りしない方から反感を買ってしまうかな。」と思いつつ、手作りの良さを発信しています。
私が思う”手作りの良さ”を生徒さんも感じていらっしゃる事に嬉しく感じました。
ドロシー・ロー・ノルト(米国の教育学者)の詩より引用
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだとおもえるようになる
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