こんにちは。大阪府豊中市で手芸教室を主宰しています、とさともこです。
入園グッズ制作の時期になりましたね。
こちらの生徒さん、上靴入れのみ必要との事でご相談を受けました。
「作りたい形は、長方形で持ち手は太い紐で、Dカンがついてるタイプが良いです。
生地はキルティングとそうでないものの メリット デメリットはありますか?」
とのご質問でしたので、キルティングのメリット、デメリットをご説明しました。
「入園グッズでよくあるのがキルティング生地ですね。
キルティングのメリットは、形がキープされているので、
子供が靴を入れ易いんです。
(紐を持ち上げるとパカっと中が見えます)
デメリットは、分厚くて縫いにくい。
それからキルトしてある糸が切れて、大根のヒゲみたいになり、
2年くらい使うと、みすぼらしくなってしまうんです。つまり、寿命が短い。
キルティングでは無く、オックスなどで作る場合、そのヒゲ↑が無いので長持ちします。
(娘は小学校入学で作ったバッグや上靴袋を6年生の今でも使っています)
デザインの幅が広いのもメリットです。
デメリットは、キルティングに比べると入れにくいです。
ふにゃふにゃしているので。」
とご説明すると、幼いうちは入れやすいキルティングで作ることにしました。
必要な物をお伝えし、
上履き入れだけを作るなら、生地を横に使うので、ランダムな柄を選ぶようにアドバイスしました。
下準備をして頂き、レッスン当日、
「娘と選びに行ったのですが、娘がこの生地を離さないので。。。これにしました。」
と、少し恥ずかしそうに仰ったので、
お嬢さん本人が選んだのが一番である事をお伝えしました!
どんなに幼い子でも”お気に入り”はありますし、
自分のお気に入りが認められると嬉しいですもんね。
そして、自分が選んだ時には一枚の布だったものが
お母さんの手によって形になったらどんなに嬉しい事でしょう。
そんな小さな一つ一つの体験が心を豊かにしてくれると思います。
いざ、裁断しようとした時、生徒さんが
「あ!アンパンマンの柄はどこに来るでしょうか。」
と仰いまして。
真ん中に来るように裁断しました。(私が気づかなければならないのに、さすが生徒さん!)
キルティングは初めてだったのでキルティングでは無い布との違いを実感されていました。
持ち手が分厚くなるので、できるだけ重ならないように、でも、端がほつれないように折り返す方法で
縫いました。
時間も布も余ったので巾着袋を作って、以前作った巾着袋の復習になりました。
「イメージ通りの物が出来て嬉しいです!
これは娘も絶対喜びます!!!」
と、生徒さんの喜ぶ表情にこちらまで嬉しくなりました。
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