こんにちは。大阪府豊中市で手芸教室を主宰しています、とさともこです。
先日に引き続き 着物のリメイクをしている生徒さん。
本では背中央で後ろ身頃を縫い合わせてあるため、
背中の開きは簡単ですが、
こちらの生徒さんは柄を優先させるため、
一枚布に開きを作る方法をレッスンしました。
「わぁ~!この形、見たことあります!
こうやって作っていたのですね!勉強になりました!」と感激されていました。
更に、ループの作り方に驚かれていました。
「今回、着物を解いてみて、着物の作りに感動しましたし、
洋服の技も沢山知る事ができました。
なにより、息子の結婚式に留袖のワンピースを着る事ができるなんて、
ここに来ていなかったら叶わなかった!」
と、嬉しいご感想を頂きました。
こちらが完成写真です。
裾の飾りしつけも活かしました。
ベルトも格好良く出来ました!
くび周りも袖も美しい!
今回、留袖を解いてみると
見えないところなのに糸の色をわざわざ変えていたり、
裾に白い生地が重なった物が入っており(ふきわたみたいだけど綿じゃない)、それを留めていたり。。。
今までは着物の染めや柄や刺繍にばかり目が行っていましたが
和裁って本当に気の遠くなるお仕事でただただ敬服するばかりです。
こういった先人の技術と美意識を後世に伝えなければ!と思いましたが
何をやったら良いのやら。。。
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