こんにちは。大阪府豊中市で手芸教室を主宰しています、とさともこです。
秋冬物の洋服、何から作ろうか悩み中です。
そんな時に生徒さんから質問が来ました。
「この生地、布の上下ってありますか?」と。
コーデュロイやベルベットは逆毛(撫でて引っ掛る方向が上)ですが
起毛は並毛で断ちます。
毛の方向が分からない場合は、自分がこっちが上と決めたら
全ての型紙を同一方向断てば良いです^^
生徒さんの質問とはまた別ですが
最近の生地は逆斜文が多いなと感じます。
通常の綾織りは綾目が右肩上がりで、「右綾」「正斜文」と言い、左肩上がりの綾織りは「左綾」「逆斜文」と言います。
左綾(逆斜文)は、チノパンなど天然の短繊維から出来ている単糸の織物
つまり、丈夫な作業着的なイメージ。
それに対して双糸の織物で右肩上がりの織り物は高級品というイメージ。
だから、ワンピやコートに用いられる生地は
右肩上がり(畝がノの字に見える)を表の基準にしてきたのですが
生徒さんの生地を見ると、明らかに起毛している方が表という事は
左肩上がりですし、本に掲載されている高級に見えるワンピも左肩上がりだったりします。
私が習ったのは20年以上前になりますし、時代の流れで変わってきたのかな。
あえて裏を使うのもアリなので、結論としては、自分が好きな方を表にして良いという事で!
(でも、格子模様の生地は、やっぱりノの字が落ち着きます)
写真右がチノで逆斜文↓
話は元に戻って、冬用マントを作りたくて型紙を購入しました。でも裏地にこだわりたいので保留。
まずはロングスカートから作ろうかな!
でも、このファーでも何か作りたい!
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