こんにちは。大阪府豊中市で手芸教室を主宰しています、とさともこです。
幼保無償化が始まりましたね。
浮いた保育料を貯金にまわしたり、子供の習い事ができたり。。。と、良い事ありますね。
無償化されるなら、子どもを保育園に預けて働きたいと考えるママが増えるかもしれません。
世帯収入が増えて経済的に余裕ができるのは大歓迎ですね。
でも、日本の社会はまだまだ男が稼ぐ社会。
夜遅くまで仕事をして帰宅してから家事や育児をこなす体力も精神も残っていないでしょう。
だからママが働く事になっても、やっぱり家事育児は女性が担う事になるのでしょうね。
そんな事したら、日本の女性は心身共にボロボロになってしまいます。
働いている男の人も既に会社で心身共にボロボロですが。
小さな子を持つママが働くようになって、働く人口が増えた事によって、男女ともに定時で帰宅できる世の中になり、
家族と過ごす時間や家族それぞれひとりの時間が出来て、
本当の意味で余裕のある世の中になって欲しいです。
また、忘れてはならないのが子供は０歳から幼稚園入園までが大変という事。
人の手を借りないと生きて行けない赤ちゃんをお世話するというのは神経衰弱そのもの。
頭では心にゆとりを！笑顔を！と思っていても、体力も精神力もギリギリで毎日をこなしていますよね。
以前ご紹介した小笠原愛さん。
”ハワイの人々の暮らしが日本の慌ただしい日常に比べて余裕のある生活をしている。
その余裕のもとは、自然に囲まれているところと、毎日少しずつ自分の時間を確保しているところにある。”
この考えに非常に共感できたのは、
私もアメリカに住んでいた時に同じ事を感じたから。
「アメリカは、仕事上で自分の担当している部分が終われば終わりですが、
日本はそれ以上が求められる。」と、夫が言っていました。夫も違いを感じたようです。
日本人の気質なんでしょうか。社会なんでしょうか。
日本の女性も”それ以上”が求められるし、がんばってしまう。
それが日本の良いところでもありますが、生きづらさを感じずにはいられません。
私は働いていなかったので、たとえ寝不足で疲れていても疲れたと言えず、
夜中に娘が泣いても夫が起きる事は一度も無く、（泣き声で起きるのですが、抱っこする事はないという意味）
「平日は、夫は仕事、私は育児、土日は2人でみるのがフェア」と言われたので
私が子供から離れて過ごす時間は全く無く、
友達から預かり保育は、子供にとっても良いというアドバイスを聞き、
夫に相談してみるも「（働いていないのに）預ける必要ある？」と言われて、「無いな。」と思いを改める。
そんな苦しい子育てでした。
母に聞いてもらっても「そんなもんよ。」と言われました。
そう。夫が特別冷たい訳ではなく、今までの子育て、それが当たり前だったんです。
私ができる精一杯の表現は、不機嫌になる事だけでした。
でも、母になって１０年が経ち、気付いた事は、
不機嫌に過ごす事ではなく、笑顔で過ごす事が何よりも大切という事。
夫があんなに会社でがんばっているのに私がリフレッシュするのは悪い事なのではないか。
そう思って耐えて耐えて我慢比べをしていたのですが
きっと、私が、「リフレッシュできたよ、ありがとう！機嫌よくいられて私は嬉しい。」と言えて
ニコニコしていたら、夫は喜んでリフレッシュさせてくれたかも。
この事は、手芸教室を始めて、沢山の生徒さん達から教えてもらいました。
だから、毎日がんばっているママさん、リフレッシュする事を後ろめたく思わないでください。
楽しむ時間が心に余裕を生んでくれます。
そんなママを見るのは家族皆、嬉しいはずです。
一時保育に預けてまでリフレッシュしたいかと言われるとそうでもないと思ってしまうママさん、
その場合は親子で外に出て、普段とは違う空気を吸って、普段自分が作らない物を食べてみてください。
おしゃべりが苦手なママさん、是非、この手芸教室にいらしてください。
おしゃべりする必要はありません。みなさん縫う事に夢中です。笑
おしゃべりしなくても２時間後はスッキリします！
自然と笑みがこぼれます。
育児中は全てが中途半端で達成感がありませんが、
手芸は作品が完成するので達成感があります。
作りたい物を作るので愛着がわきます。
子育ては思い通りに行かない事が多いですが、
手芸は思い通りの物が出来ます。笑
作って楽しく、
持って帰ってにんまり眺め、
実用的に使えて、
何年後かに思い出としてよみがえるのが手芸です。
私に手芸があったから乗り越えられた事、幾つもあります。
長い長い不妊治療もその一つ。（結婚１１年目に授かった娘）
これからも山あり谷ありな人生が訪れるのでしょうけれど
手芸が私の元気の源。
人それぞれ好きな事は違いますが、
もし、私の得意な手芸であなたがハッピーになれるならお役に立ちたいと思っています。
男の人に定時に帰宅してもらう事は困難ですが、
自分がリフレッシュする事はできると思います。
自分にできる事から一歩、一歩ですね。
子供が親を見て、”私にも楽しい未来が待っている♪”と思える社会になって欲しいです。
そういう思いで手芸教室をしています。
教室にご興味のある方はこちらへどうぞ↓
１レッスン２名様の少人数制です。
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